風災の話
2021年08月09日
オリンピックも終わり、ようやく穏やかなお盆到来と思っていたら台風9号が発生してますね。。。
岐阜や愛知は直撃しないっぽいですが、台風の影響で風や雨は強いようです。
そうなってくると気になるのは台風の保険です。
普段からリスクマネージメントとか言ってますが、備えの確認も十分なリスクマネージメントです。
台風の保険のポイントは「免責設定」です。保険に加入していないということも当然あるので、加入している方のみの話ですが、台風の保険、所謂「風災保障」の場合、免責が設定されていることが多いです。実際事故があって、「そんなこと知らなかった!」とならない様に、予備知識だけ持っておきましょう。
免責とは、簡単に言うと保険を使う場合の「自己負担分」です。保険会社に5万円払って保険を使う様な場合を言います。(保険金から引かれることもあります)
通常はこういう免責が多いのですが、風災だけ「フランチャイズ払い」という特殊な免責があります。
これは、「20万円以上の損害のみ保障する」といったもので、20万円未満の請求はできないといったものになります。例でいうと、ガラス1、2枚割れたくらいでは請求ができないということです。
小さな事故が多いのも風災の特徴の一つになりますので、小さな事故では保険が使えない可能性も含めて、ガラスが割れ掛かっている場合の補強や、建物のまわりにある固定されていないものなどの整理など、出来ることから取り組んでもらえればと思います。
これから台風シーズンになるかと思いますが、一度証券の確認と小さな事故の軽減に努めてもらえると幸いです。